ICHI-MIRI BLOG

Men's apparel brand 「ICHI-MIRI」


/// SHOWROOM ///
東京都目黒区青葉台1-15-8 2F

/// CONCEPT ///
素材とシルエットに強いこだわりを持つ。
生地は自社工場にて製作したオリジナルのものや、各産地より厳選したものを使用する。
パターンはデザイナー自らが引き1mm以下にこだわりシルエットを作る。
/// 2014S/S STYLING PHOTO ///

/// ICHI-MIRI DEALERS ///

/// ThereThereWebShop ///

/// こちらのブログからもお気軽にお問い合わせ下さい ///
※メールアドレスが下記に変更になりましたので、ご注意ください。
mail adx86010@ams.odn.ne.jp





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We are
We are


自分たちは少し変わった背景のアパレルブランドなので、自己紹介をかねて私どもの考えなどを少し綴ってみます。

company
私たちの母体は機屋を営んでいます。国内のさまざまなアパレルメーカーや海外のコレクションブランドなどの生地製作を手がけています。(ブランド名は出せませんが、有名なスーパーブランドも手がけています。)
そこで培った技術を惜しみなく使用し、ICHI-MIRIで考える生地作りに生かしオリジナル素材を製作しています。
(オフィスのすぐ横でバッタン、バッタンと織っています。)



textile/生地
ICHI-MIRIで考える。良質。。。。。。。

素材の良質とは高価なものだけが良質だとは思っていません。
一般的に良質とは自然素材のことを言うことが多いと思います、ウール100%、カシミヤ100%、シルク100%  などなど。
もちろんこれは良質です。
しかし私はアパレルブランドとして服を売っています。
例えばポリエステルの入ったウールやコットン。シルエットやディテールを際立たせるために、パリッとした質感が欲しい時はズバリ適します。
やはりあのディッキーズのようなパリっとした質感を出すにはポリエステル混が1番でしょう。
これはICHI-MIRIの言うところ良質です。

高価なものを否定をしているわけではありません。コットン、カシミヤ、アンゴラ、モヘア、シルク、レザー、化繊などを、つまらない既成概念にとらわれず、高価、安価関係なく、ICHI-MIRIとして、エンドユーザーさまに対して、「良質」と感じてもらえるものを作ろうと考えています。




Patten/シルエット
ICHI-MIRIのシルエット、カッティング。。。。。


パターンは基本的にデザイナーが引いています。
やはりイメージに1番近いシルエットにしたいので拘りです。


ICHI-MIRI的パターン理論

(かなり細かいお話になりますが...)
その1、パンツ
定番パターンなので知っているかたも多いかも知れませんが、IHCI-MIRIのストレートパンツは少し特殊な作りになっています。
一般的にストレートパンツというと膝幅よりも裾幅が細くなってややテーパードしているもののことを言います。
ICHI-MIRIの場合のストレートは膝幅と裾幅が同寸で作っています。

単純にシルエットがきれいに見えるようにと考えて作ったパターンです。

シルエットが崩れる場合、裾のたまり部分のクッションでO脚の人は外側にズボンの膝が広がってしまうものです。
ですので一般的に裾のたまりを外に逃がせるフレアなどはシルエットがきれいに見えます。
しかしやはりベーシックなストレートでその美脚を実現したいと考え、ストレートと言われる範囲で裾幅を広げ、膝幅と裾幅を同寸にしたのです。

そのおかげで裾のたまりも程よく逃げ美脚シルエットになりました。
そして5pkt zip pantsに関しては裾にファスナーをつけることにより、シューフレア〜ブーツカットにも変化しより幅広いシルエットを作れるようにしています。


その2、トップス
トップスのパターン理論として良く考えているのは、縦長感です。
結論を先に言いますと、ICHI-MIRIのトップス(布帛もの)はウエストラインを一般的なものより下げています。必然的にウエスト絞り位置も下に下がっているのです。
やはりパンツはやや腰で履いていただきたいので、それに合うトップスのシルエットとして縦長感を強調させたいので、腰位置(ウエストライン)自体を下げています。
ポケットなどのディテール類が有る場合はディテール自体をやや下げることが多いです。
それによりパンツとコーディネートした時全体の縦長感が生まれ易いです。


シルエットで考えることは全体像がきれいに見えること、奇抜なシルエットは作りません。ちょっとした変化で気がつかないかもしれませんが、ICHI-MIRIのシルエットは良いと感じてもらいたいです。


その3、ディテール
最近のICHI-MIRIのデザインポイントとしてエッジーなディテールがあります。
デザイナー自身でパターンを引いているからこそ出来ることですが、寸法を出してディテールのパターンを引きません。
一般的にパタンナーに指示を出す場合は縦何cm x 横何cmと寸法で指示を出すのですが、ICHI-MIRIの場合、全体のバランス感と美的感覚で、即興でパターンを書き込んでいきます。時にはカーブのラインなどフリーハンドに近い感覚で引くこともあります。
描いては眺め、描いては眺め、デザイナーが1番納得のいく線が引けたときに仕上がります。
それによって出来たディテールは他にはない感覚があるのではないでしょうか?

逆にシルエットはよりデリケートな部分なので寸法を慎重に出す方法で作っています。



さてさて少しICHI-MIRIが伝われば良いなと考えていたのですが、妙に長くなってしまいました。また少しずつ自分たちの考えは書いて行こうと思います。
そうですね〜。今回はプロダクトの話ばかりでしたので、出来れば世界観のお話などは伝えてみたいです。

最後に最近新しいカメラを買ったのでどんな写りかブログにUPしてみます。






道に咲く花





キャンドルの火に咲く花 




雪の光に咲く花



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